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本日はICT活用教育ユニットのゼミが行われました。

今回のゼミでは「データの分析」を中心に活動を行いました。

以下に今回学んだことを振り返ります。

集まった情報を分析しよう

現在、私たちICT活用教育ユニットでは、学習指導要領に記載されている「情報活用能力」について調査・研究をしています。情報活用能力をどのように伸ばしていけばよいかの基礎調査として、信州大学の教育学部1年生を対象とした「情報活用の実践力調査」というアンケートを実施しました。今回のゼミでは集まったデータを見て、2、3年生を中心に分析を行いました。まず、アンケートの結果から分かったことを各自で考え、その意見をSlack上で共有しました。出た意見の中から、データの傾向や、そこからどのような分析が出来るのかということについて意見を出し合いました。前回までのゼミでは「データのとり方」について学んできましたが、今後のゼミでは「データの見方」「分析の仕方」について学んでいきます。

数値化をしよう

私たちが実施したアンケートの結果は、すべて1つのスプレッドシートにまとめられています。今回のゼミではスプレッドシートの編集機能である「検索と置換」を使ってデータの数値化を行いました。2年生は置換の方法が分からなかったため、3年生の若月先輩にご指導をしていただきながら全員で一度、数値化を実践してみました。評価段階が7件法であったため、1つは若月先輩がお手本を示し、残りの6つを全員で分担して置換を行いました。その中で回答の選択肢のミスが見つかったり、回答の1部だけが置換されてしまったりと上手くいかない部分もありました。しかし、今後GIGAスクール構想が実現されていく中で、このようなクラウドや表計算ソフトを用いた作業は一般的になっていきます。ですので、このような作業に慣れていくと共にそれらの特徴や利点についても説明できるように今後の活動を通して学んでいきます。

今後も2、3年生を中心として、先生方や4年生にご指導をいただきながら統計処理の方法を学んでいきます。今後長野県の現役の教師の皆さん向けのGIGAスクール構想に関するサイトを作成することになりました。そのために、来週までに「GIGAスクール構想について調べてくる」という課題が出ているので、各自課題にしっかり取り組んで次回のゼミに臨みましょう。

(小泉)