本日はICT活用教育ユニットのゼミが行われました.
今回のゼミでは「学部1年生の情報活用能力調査について」について話し合いました.
以下に今回学んだことを振り返ります.
言葉の定義を考える
私たちは現在,学部1年生が高校を卒業するまでにどれくらいの情報活用能力を身につけているか調査するべく,アンケート項目を作成しております.私たちが作成している調査項目には多くの言葉が出てきますが,その言葉一つ一つの定義をしっかり考えていく必要性があります.ここでは,アンケートを行う大学生がわかりやすく,またより正確性を持った結果を出すためにも必要なことです.そして,本研究のアンケート項目は2000年前後の先行研究をもとに作っていますが,時代の変化により質問を変更していかなくてはいけない部分もあります.現在の大学1年生がどのような環境で生活をしているか考えながらどのような質問項目にすればいいのか今後も話し合い,考えていきましょう.
時代と情報端末の変化
今回のゼミは上記の学部1年生の情報活用能力調査について話し合う中で「時代の変化と情報端末との関わり方」について考える場面がありました.30年ほど前は携帯が存在せずポケベルが主流であり,多くの車にもカーナビがついていない時代でした.しかし,今現在はスマホを持っていることが当たり前,多くの車にもカーナビがついている時代になりました.このような時代の変化の中で情報のやりとりや情報を得ることは非常に容易になってきました.非常に便利な時代になってきていますが,どのように情報活用を行っているのか,どのような教育が行われてきているのかを大学1年生への調査から明らかにすることは今後の社会を生きる子どもたちへの教育方法を考える上では非常に大切なことであると思います.これからの情報社会の中で教育現場に携わっている身として本研究を進めていきす.
本研究はユニット全体で行っているため,1人1人に1週間で行うことを分担しながら行っています.チームで動くためには1人1人が責任をもって分担されたことを行う必要があります.その中で分からない部分はすぐに聞き合うなど,協力しあいながら頑張っていきましょう.(若月)