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本日はICT活用教育ユニットのゼミが行われました。

今回のゼミでは「学部1年生の情報活用能力調査について」について話し合いました。

以下に今回学んだことを振り返ります。

必要な情報を考える

 私たちは現在、学部1年生が高校を卒業するまでにどれくらいの情報活用能力を身につけているか調査するために、アンケートを作成しております。本日は、アンケートのフェイスシートの内容について検討いたしました。フェイスシートは、結果を分析するための枠組みとなるものです。

 アンケートをとる際、調査にはどんな情報が必要なのかを十分に考える必要があります。それは、回答者の個人情報に触れてしまう危険性があるからです。年齢や性別、出身などの情報が増えるにつれて個人を特定しやすくなってしまいます。だからこそ、そのような情報が本当に必要なのかを考え、慎重に扱う必要があるということを学びました。また、アンケート項目が多いと回答に時間がかかるなどのデメリットも生じます。

 アンケート項目を取捨選択し、よりよいアンケートを作成できるよう今後も励んでいきます。

基準をしっかりと

 今回行う情報活用能力調査では、主に七件法によるアンケートを行ないます。主観で回答する項目は、回答者によって基準が異なってきてしまう可能性があります。アンケートを受ける立場を考え、分かりやすいアンケートを作成し、スムーズに回答できるアンケートを目指していきます。

 来週は、4年生の卒論中間発表会を行うので情報活用能力の調査に関する議論は致しません。次の議論までに自分の分担になった箇所を責任をもって行い、スムーズな議論ができるようにしていきたいです。

(萩原)